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〈前身は住大夫の素浄瑠璃を聴く会〉
2002年3月、住大夫さんのファンが集まって素浄瑠璃の独演会を企画。チケットは完売、準備万端整えてその日を待つばかりという時、住大夫さんが突然病に倒れました。ところが、ご連絡したほとんどのお客様から「住大夫さんが快復されるまでお待ちします」とのご返事。うれし涙で文字がかすれました。この時ほど文楽ファンであることを誇りに思ったことはありません。
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〈お客様から住大夫さんにCDの要望が…〉
2003年9月、住大夫さんの本『文楽のこころを語る』(文藝春秋刊)の発刊記念講演会を開催させていただいたとき、男性のお客様が挙手をして、住大夫さんに「私は山城少掾も越路さんのCDも持っています。ぜひ住大夫さんのCDも作ってください」と発言しました。すると、場内から拍手がわき起こり、実現の運びとなりました。
←ご自身がこれまで語ってきた文楽の演目について、美しい大阪弁とやさしい文章で、ていねいに解説。発売中のCDは、『菅原伝授手習鑑 寺子屋の段』と『双蝶々曲輪日記 引窓の段』を除き網羅しています。CDの解説文として、また、演目を語るときの心得なども紹介されていて、絶好の解説書です。この9月末に3刷りとなり、文楽界ではベストセラーの本だそうです。文藝春秋刊2,000円(税込) |
〈起業を決意〉
国立劇場から音源をお借りするとき「法人が望ましい」といわれ、1回きりのイベントと異なり、時間をかけて制作するには法人のほうが継続でき、プラス、好きな文楽で社会のお役に立てるかもしれないという思いが重なり、起業を決意。女性起業家を支援するWWB/ジャパンの講習会を受けました。難関は一般参加者の前で起業の動機や目的を説明する公開起業オークションで、目標とする賛同者を得ることでした。なじみの薄い文楽の魅力を説明しきれるか不安でしたが、旗が上がった瞬間は感動でした。2004年6月のことです。 |

▲公開起業オークション |
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