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竹本住大夫の世界

▲柳亭痴楽/綴り方狂室
2枚組 価格3,360円(税込)
番外編5 住大夫さん出演の「西行」が落語にも!
CD「柳亭痴楽/綴り方狂室」の2枚目「西行」(14分59秒)。
 西行がまだ佐藤義清と呼ばれ、鳥羽院上皇の北面の武士として仕えていた、ある花見の晩、義清は鳥羽院の中宮、待賢門院に一目ぼれ、一夜を明かしてしまう。
 痴楽の年譜によると、芸能界入りは義太夫だったそう。その後、落語家に。詞(ことば)がはっきりしていて、登場人物の語り分けのうまさは、太夫時代の修業のおかげ!?


▲三代目三遊亭金馬全集
価格24,000円(税込)



▲八代目三笑亭可楽全集
CD10枚組 価格23,100円(税込)

番外編4 文楽をネタにした落語のご案内
 義太夫を題材にした落語といえば「寝床」。もともと大阪の落語「寝床浄瑠璃」が、東京に移植されものらしい。
CD「三代目三遊亭金馬」全集の4巻目「寝床」(25分53秒)。
 「思えば思えばこの園が〜」、「去年の秋のわずらいに〜」と、さわりから始まる金馬の「寝床」。カバが寝言を言ってるような大家の浄瑠璃なんか聞いちゃいられないと、義太夫が上を過ぎていくよう、客になった店の者と長屋の住人は頭を下げて低姿勢。そのうち酒が入り……。
CD「八代目三笑亭可楽」全集の5巻目「寝床」(18分9秒)
 大家が浄瑠璃を披露するから、店の者や長屋の住人に集まるよう伝えてくれ、と使いに出す。だれを訪ねてもみな急な仕事ができた、風邪を引いて寝込んだりで、出席者はゼロ。怒った大家は、クビだ、即刻出て行くよう言い渡されたから大変。全員出席することに。
 同じ演目でも、微妙に味わいが異なり、甲乙つけがたいできばえ。共通するのは、どちらも、笑いが止まらなくなること。

59分 定価3,000円(税込)
     送料代別
出演
 大夫/竹本綱大夫
 三味線/竹澤弥七
 発売元◎日本ウエストミンスタ
       ー
番外編3 住大夫さんが「綱兄さん」と慕っていた
八世竹本綱大夫と、十世竹澤弥七の新作義太夫
CD「芸阿呆」
 昭和三十五年、文化放送で放送され、この年の芸術祭賞受賞作品に輝いた「芸阿呆」。今年は、作品と演出を担当した安藤鶴夫の生誕百年、没後四十年。これを記念して、当時この企画をプロデュースした日暮氏(日本ウエストミンスター且ミ長)がCD化。
 
家には一粒の米もないと嘆く女房に、「(義太夫の)稽古は、わいの命や」と言い放ち、女房に「阿呆な男だすけど」と、いわせた三世大隅大夫の生き様を描く
 現代版義太夫節を語って弾く大夫・三味線が、昭和三十五年当時の名コンビ八世竹本綱大夫と十世竹澤弥七。何度聞いても涙がこぼれ、1時間があっという間にすぎてしまう。

●昭和三十五年度芸術祭賞受賞作品
安藤鶴夫/作・演出
  八世竹本綱大夫、十世竹澤弥七/作曲・演奏
 
  解説/山川静夫



149分 定価6,090円(税込)
主な出演
 大夫/竹本住大夫
 三味線/豊澤富助
 人形/吉田玉男
発行◎NHKエンタープライズ

DVD「人間国宝ふたり」
 住大夫・玉男が魅せる最高舞台の陰には、「このような飽くなき努力があったのか」と見終わった後、思わずこうべをたれるドキュメントは、再々再放送されるたびに感動を呼び、文楽ファンとしては待ちに待ったDVDである。お元気なころの玉男さん、文吾さんにお会いできる貴重な舞台映像付き。
ドキュメンタリー〜人間国宝ふたり 文楽・終わりなき芸の道
舞台(2000年11月本公演 国立文楽劇場)〜
 「心中天網島 北新地河庄の段」
   
大夫・竹本住大夫 豊竹咲大夫
   三味線・豊澤富助 野澤錦糸

  
 人形・吉田玉男 桐竹紋寿 吉田文吾他

2枚組・233分 
定価7,140円(税込)
主な出演
 大夫/竹本住大夫
 三味線/鶴澤清治
 人形/吉田簑助
発行◎NHKエンタープライズ

DVD「闘う三味線 人間国宝に挑む鶴澤清治」
 清治さんが「一世一代の舞台でした」と語るほど充実した舞台演奏。そして、人間国宝・竹本住大夫に三味線で挑む清治さん、火花を散らした二人の真剣勝負のドキュメントは見もの。
ドキュメンタリー〜文楽一期一会の舞台
リサイタル〜
 素浄瑠璃「壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段」
   
浄瑠璃・竹本住大夫 竹本綱大夫
   三味線・鶴澤清治他

 創作浄瑠璃「弥七の死」
   
原作・山川静夫 構成作曲・鶴澤清治
   浄瑠璃・豊竹咲大夫 
   三味線・鶴澤清治

 文楽好み「三番叟」「酒屋の段」「野崎村の段」
   
構成編曲・鶴澤清治
   浄瑠璃・豊竹嶋大夫
   三味線・鶴澤清治他
   人形・吉田簑助他
  

定価5,000円(税込)
主な出演
 大夫/竹本越路大夫
 三味線/鶴澤清治
 人形/吉田玉男
監督◎マーティ・グロス
製作・発行◎マーティ・グロスプロダクション
販売◎和楽舎


番外編2 文字大夫時代のDVD
『冥途の飛脚』(82分)
「淡路町の段」「封印切の段」「新口村の段」
 1979年、カナダの映画監督マーティ・グロス氏が、京都の太秦村撮影所に舞台をつくり、撮影した映画がDVDで楽しめます。
 2007年5月に映画上映会を企画、玉男さんをはじめ、簑助さん、綱大夫さん、住大夫さんのお若いこと! 越路さんの語りもすばらしく、万来の拍手で幕が閉じました。
 「新口村の段」は改作
『傾城恋飛脚』にある段で、舞台で続けて上演されることはほとんどなく、貴重な映像です。
●主な出演…「淡路町の段」大夫/竹本織大夫(現綱大夫) 三味線/鶴澤燕三(三世)  「封印切の段」大夫/竹本越路大夫 三味線/鶴澤清治 「新口村の段」大夫/竹本文字大夫(現住大夫) 三味線/野澤錦糸(四世)
人形遣い(全段通し出演)/吉田玉男・吉田簑助、桐竹勘十郎(二世)
◎語りは日本語(浄瑠璃ですので)、字幕が英語です。日本語の解説書付

定価5,200円(税込)
主演◎竹本住大夫
制作・発行◎株式会社エニー
販売◎和楽舎
番外編1 住大夫さん主演のラジオドラマ
『西行花伝』(4枚組各60〜70分)
 NHKFMのラジオドラマとして、平成9年(1997年)1月2日、3日、2月11日に放送された
「西行花伝」(辻邦生原作)が、再編集されて4枚のCDになりました。
 鳥羽院に目をかけられ、いずれ検非違史になる予定だった佐藤義清(後の西行)が、なぜ出家という道を選ぶことになったのか。住大夫さんの西行が、哀切に聞かせてくれます。
●配役…西行(佐藤義清)/竹本住大夫 藤原秋実/坂東八十助(現三津五郎) 西住(鎌倉二郎)/日下武史 堀河尼/川口敦子 寂然/鈴木瑞穂ほか 北村和夫 白坂道子 津嘉山正種 
●竹本住大夫さんからひと言…文字大夫時分に、太宰治の「吉野山」という作品を朗読したことがありましてな。そのときのディレクターから依頼され、引き受けました。勉強になりますなあ」



定価3,000円(税込)
三味線◎野澤錦糸
平成17年5月の舞台
第4弾 義を語る
『新版歌祭文 野崎村の段』(69分)
“お染久松”といいながら、お染の恋敵、おみつと年老いた両親が泣かせてくれる。おみつの結婚相手久作をたずねて、奉公先の娘お染がやってきた。結婚の準備に余念がないおみつに対し、久作とお染は心中を覚悟。それと知ったおみつは、みずから尼になって、二人に添い遂げてほしいと願う。


●聴きどころ…お染に嫉妬して、無視したり、ほうきを逆さまに立てて追い立てたりしていたおみつが、尼になって二人を見送る場面では、思わずもらい泣き。
●竹本住大夫さんからひと言…おばあさんを陰気に語ってこそ、お染久松の仲が許される場面が晴れるのです。おばあさんをカットしたら、歯抜けになってしまいます。



定価3,000円(税込)
三味線◎野澤錦糸
平成12年11月の舞台
第4弾 義を語る
『心中天網島 河庄の段』(64分)
妻子がいながら、小春という遊女と深い仲になり、家を省みない治兵衛を心配した兄、孫右衛門は、侍姿で河庄に登楼、小春から心中の話を聞き出し、思いとどまるよう説得します。そこへ、治兵衛が現れ、二人の会話を立ち聞き。心中はしたくないと侍に語る小春に愛想づかしをして、兄とともに、立ち去っていきます。


●聴きどころ…小春の心中覚悟を思いとどめた理由はただ一つ、治兵衛の女房おさんに義理を立てたからです。孫右衛門もまた小春の義理に感謝しながら、口には出さず治兵衛を連れて帰る場面は秀逸。
●竹本住大夫さんからひと言…この段の主人公は、孫右衛門ですからね。孫右衛門と小春の義理と情のやりとりが聞きどころです。侍姿ですが、町人言葉に戻る場面が3箇所あります。

定価3,000円(税込)
三味線◎野澤錦糸
平成10年10月文楽素浄瑠璃の会
第4弾 義を語る
『義士銘々伝 弥作鎌腹の段』(61分)
赤穂浪士の一人、萱野和助が兄弥作の家を訪ね、念願かなっていよいよ今宵討ち入りと決まったと報告にきます。折り悪く、頭の痛い問題が持ち上がっていました。村役人の七太夫が、和助に代官様の家の養子になれと口利きして、すでに結納金を懐に入れていたのでした。


●聴きどころ…弟思いの弥作は、とうとう七太夫を鉄砲で殺してしまいます。役人を殺したからには生きてはいられません。そこへ虫の知らせか和助が戻り、死に体の弥作の口から、事の次第を知らされます。
●竹本住大夫さんからひと言…小ワルの村役人と正直者のお百姓さんとの取り合わせがミソです。こんな渋い演目を語ってお客さんが泣いてくれはったら、大夫冥利につきます。


定価3,000円(税込)
三味線◎野澤錦糸
平成12年9月の舞台
第3弾 三大名作を語る
『仮名手本忠臣蔵 山科閑居の段』(57分)

雪深い由良助の庵に、加古川本蔵の妻戸無瀬と娘戸浪が訪ねてきます。由良助の息子力弥と戸浪を女夫にしてもらうためです。立ちはだかったのが、力弥の母お石でした。本蔵が止めたばっかりに塩谷判官は本意を果たせず無念の切腹。その娘を嫁にもらうわけにはいきません。


●聴きどころ…戸無瀬とお石、妻として、女として、そして母として、二人の意地と意地とのぶつかり合いを、住大夫さんが見事に語り分け、思わず背筋がブルブルッとします。
●竹本住大夫さんからひと言…娘が死を覚悟して「母様の手にかけて」とせがみ、戸無瀬も「よう言やった。でかしゃった、でかしゃっ〜」と大泣きします。この場で大夫はお客さんを泣かせないきません。

定価3,000円(税込)
三味線◎野沢錦弥(現錦糸)
平成9年5月の舞台
第3弾 三大名作を語る
『義経千本桜 すしやの段』(58分)
釣瓶鮓屋の娘お里は、明日の晩、弥助との祝言をひかえ、かいがいしく店の手伝いをしている。ところへ、総領息子いがみの権太が、父親の留守を見計らって、母親に金をせびりにやってきた。息子に甘い母親は、つい、権太のうそ泣きにだまされ、金を与えてしまう。そんなところへ、父親弥左衛門が帰ってきた。慌てた親子は鮓桶に金を隠す。


●聴きどころ…ワルの権太が母親に甘える場面が笑いを誘う前半、後半、お里の許婚弥助が平家の維盛とわかり、クドく場面は泣かせます。
●竹本住大夫さんからひと言…難しいのは維盛さんが、弥左衛門にかつての都の栄華を述懐する場面です。


定価3,000円(税込)
三味線◎野澤錦糸
平成14年5月の舞台

第3弾 三大名作を語る
『菅原伝授手習鑑 桜丸切腹の段』(56分)
今日は、梅王、松王、桜丸、三つ子の父親、白太夫の古希祝いの日。しかし、祝いの席にもかかわらず、梅王、松王は父親に暇をこうて席を立ってしまう。そこへ、突然、桜丸が死装束で現われ、びっくりする嫁の八重。菅丞相配流の原因をつくった責任をとるという。


●聴きどころ…白太夫と八重の「泣くな」「アイ」の場面も泣けますが、桜丸が死を選ぶ理由を八重に聞かせるシーンも胸に迫ります。
●竹本住大夫さんからひと言…こんなええ演目をやらしてもろうて、本(床本)読んでるだけでもかわいそうやのに、浄瑠璃語ってお客さんに泣いてもらえなんだら、演者のせいです。

定価3,000円(税込)
三味線/鶴澤燕三(五世)
平成元年5月の舞台



第3弾 三大名作を語る
『菅原伝授手習鑑 寺子屋の段』(78分)
寺子屋の主、源蔵が思案深げな顔をしながら戻ってくるシーン(“源蔵戻り”)から幕が開く。菅丞相の若君、秀才の首を差し出す約束をした源蔵は、替わりの首をさがしていた。が、寺子屋に通ってくる子らはいずれも山家育ち、若君に似ても似つかない。そこへ、敵方松王丸の嫁千代が、息子を入塾させにやってくる。


●聴きどころ…息子を死なせた松王丸夫婦の嘆きと悲しみが、聴く者の胸に迫ってきます。
●竹本住大夫さんからひと言…松王丸の首実検、泣き笑いが難しい。後半のいろは送りは三味線の聴かせどころです。
第2弾 慈愛を語る
『双蝶々曲輪日記 引窓の段』(54分)
濡髪長五郎という相撲取りが人を殺めてこの里に逃げてきたらしい。ついては、十次兵衛(与兵衛)に探索してほしいと役人が依頼にやっててくる。障子越しにきいていた老母と十次兵衛の嫁おはやはびっくり。長五郎は老母の実の息子だったのだ。

●聴きどころ…長五郎と継子、十次兵衛の間で揺れる老母の親心が胸に迫ってきます。
●竹本住大夫さんからひと言…いちばん難しいのが十次兵衛です。それから老母。この二人が主人公ですからね。
第2弾 慈愛を語る
『桂川連理柵 帯屋の段』(74分)
帯屋繁斎の後妻おとせは息子儀兵衛を跡継ぎにしたいばっかりに、主長右衛門を陥れようと母子で画策。長右衛門の弱みは隣店の14歳の娘お半と男女の仲になり、お半が書いた恋文が儀兵衛の手に渡ってしまったこと。みんなの前で読み上げられてしまう。窮地を救ったのは長右衛門の女房お絹だった。

聴きどころ…儀兵衛が高々と恋文を読み上げる場面は、何ともおかしい。
竹本住大夫さんからひと言…いじわるおとせが狂言回しの役ですから、おとせをしっかり語らないけません。

定価3,000円(税込)
三味線/野澤錦糸
平成14年6月文楽素浄瑠璃の会


定価3,000円(税込)
三味線/野沢錦弥(現錦糸)
平成8年10月文楽素浄瑠璃の会

定価3000円(税込)
三味線/鶴澤燕三 
ツレ/鶴沢燕二郎(現六世燕三)
平成3年11月文楽素浄瑠璃の会

第2弾 慈愛を語る
『伊賀越道中双六 沼津の段』
74分)
養子にやった息子十兵衛と二十年ぶりに再会した父親平作。ところが十兵衛は娘お米の婿と敵同士とわかり、平作は己の命と引きかえに、二人の子どもに義理を立てます。

聴きどころ…虫の息になった平作が、敵のありかを十兵衛から聞き出すシーンは圧巻です。
住大夫さんからひと言…大夫が平作を語るのではなく、語ったら平作になっている。そういうリアルさがなくてはいけません。

定価3000円(税込)
三味線/鶴澤燕三
平成45月の舞台

第2弾 慈愛を語る
『艶容女舞衣 酒屋の段』63分)
宗岸は、嫁ぎ先から連れ戻した娘お園を連れて、再び舅を訪ねます。お園の夫半七には三勝という女芸人がいて、その上、人を殺めて行方知れず。それでも嫁でいたいと願うお園は「今頃は半七さん〜」と、己のいたらなさを責めて泣きます。

聴きどころ…お園の父親宗岸と半七の父親半兵衛が、わが子をいとおしみながらも互いに婿、嫁の幸せを願って涙にくれるシーンは、住大夫さんが紡ぎ出す情の世界。
住大夫さんからひと言…宗岸、半兵衛、姑をじっくり語り込んでこそ、お園のクドキが生きてくるのです


定価5,500円(税込)2枚組
三味線/野澤錦糸
平成12年10月文楽素浄瑠璃の会
第一弾 おんなの情を語る
『摂州合邦辻 合邦住家の段』(84分)
武家の後妻に入った玉手御前(19歳)は義理の息子俊徳丸に横恋慕し、俊徳丸は婚約者と出奔。玉手が嫁ぎ先を追い出され実家に戻るシーンから、この段は始まります。ところが、悪妻玉手にはもう一つの真実が隠されていたのでした。

聴きどころ…
玉手が父親合邦に腹を刺されてからのク ドキに注目。
住大夫さんからひと言…大夫と名がつく者はだれでも語る,それほどの名曲です。
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